三苫校区について
三苫公校区の紹介
三苫校区は平成8年4月「和白校区」から分離した、東区では2番目に新しい校区で1,61k㎡の面積に人口8,756人(男4,271人、女4,485人)、3,590世帯、9町内、102組(平成20年3月末日現在)で構成されている東区最北端の校区で、北側は新宮町に隣接しています。
東側には西鉄貝塚線が走っており「西鉄三苫駅」が立地しています。
西側は「玄界灘」を望む海岸線となり、海に面した良好な自然環境が豊かな校区です。この美しい海岸に『海がめ』が産卵(平成15年)していましたが、残念ながら最近は見られなくなりました。
冬の風が強い朝には「たわらイカ」や2,3月には「わかめ」もとれ、また、都心に近く、海の環境が良いため、若者のサーフィンが盛んです。
近年はマンション建築や玄界灘の雄大なロケーションを最大限に活かした宅地開発が進んでおり「三苫浜地区」に広大な宅地が開発され、付随して、平成21年8月には面積3,5haの『三苫浜中央公園』が完成し、校区民の憩いや運動の場として使用できるようになることでしょう。
このように大きく変革する三苫校区は、人口が急速に増加し、若い世代が多く居住していて、高齢化率は比較的に低く、出生率が高いことが特徴です。
校区内には「養護老人ホーム」や「児童養護施設」「知的障害者小規模養護施設」などが自然環境の良さを取り入れ立地されています。また若い世代が多く乳幼児の保育の必要性から、2箇所の保育園が新たに開園されるなど、若い世帯が居住しやすい環境づくりが進められています。
校区内の「綿津見神社」では、伝統ある恒例の『風止め奉納相撲大会』が夏の7月28日に「子ども会育成会」の子どもたちが、元気に参加し盛大に行われています。この「綿津見神社」の拝殿の脇のお堂に、木造の「菩薩像」があります。この「菩薩像」が知恵の神《虚空蔵菩薩)》で、正月13日は『虚空蔵菩薩』のお祭りの日です。参拝者は、まず昨年の今日借りたお金を倍額にして返済します。そして今日も、また新しく借金して、来年の今日、倍額にして返済するのです。この「虚空蔵」さまから借りたお金を身に付けておくと、お金に不自由しない、大金儲けをするといわれている面白くかつ珍しい祭りで終日賑わいます。